モノトーンレトリック

彼女と喧嘩しました

f:id:mono_tone_reversi:20171203230923j:plain

ぼくはソフトウェアの営業マン
先日彼女と喧嘩しました。事の始まりは相手の家に遊びに行ったことから始まる。
夕方に到着しそのままいちゃいちゃしながら一緒にお風呂に入り、いざ接合、ここで事件は起きた。

勃たないのである。どんなに妄想を膨らませても変化が起きない。それもそのはず、

ぼくは彼女の家へ行く数時間前に自家発電済み
だから気分も正直乗らない。そうこうしてると彼女の顔が般若に変わり、「どうしたの?なんで?」
「うーん、なんでだろうなあ、うーん」と必死にたたせようとしてるのを尻目に、彼女を見るとなぜか泣いている。
「なんで泣いてるの」ぼくが不思議そうに尋ねると「私に魅力が無くなったのですか?」と悲しげに答える彼女。

なんか前にもこんなことあったなぁ…何回目かなと思いながら必死に自家発電済みであること。賢者タイムが長いこと
ぼくはもう歳であることを説く私。
不承不承しながらも数十分後に握手でようやく仲直りできた。なおその後は寝るまでちょっとした距離感在り。

そして私は全世界の男性に訴えたい、彼女と会う日には自家発電はやめなさいと

【土鍋のすゝめ】焼き芋の季節

お題「秋の味覚」

日に日に寒さが増し、焼き芋が楽しい季節がやってきました。

私の畑でも芋が取れはじめ、物置から焼き芋用の土鍋を取り出したのが今日の昼。

本来ならサツマイモは取ってすぐに食べるのではなく、冬の間、適切な環境で保存することで甘みが増すのですが、そんな理屈で焼き芋欲を抑えられるわけもなく。

f:id:mono_tone_reversi:20171202175041j:plain

取り出してきました、焼き芋専用鍋。中には石が敷き詰められています。

長年使っているので一部にヒビが入り、そろそろ買い替えなくてはそのうち壊れそうなほどの愛用品。

いまだに同じ型の物が売れ続けているのを見る限り、かなり評判の良いものみたいですね。

ちなみに定価で4000~5000円くらい。

少しお値段はしますが、火にかけて放置するだけで焦げることもなくおいしい焼き芋が完成する優れもの。

 

今回は取れた芋が少し大きめだったため、少し長めに1時間半ほど加熱。

普通の大きさのサツマイモであれば1時間ほどで完成します。

f:id:mono_tone_reversi:20171202175831j:plain

こちらが完成品。

芋が大きいだけあって、中が少し焼き足りなかったですね。

それでも十分やわらかくて美味しかったので焼き芋欲はそこそこに満たされました。

 

水で軽く洗ったサツマイモを入れ、芋をひっくり返すこともなく火にかけて放置するだけで完成というお手軽さ。

味覚の秋に、皆さんも土鍋で手軽に焼き芋を作ってみてはいかがでしょうか。

 

Writing by 黒

 

【寸又峡】カモシカに出会えない

f:id:mono_tone_reversi:20171201220953j:plain

カモシカに出会いたい。

カモシカに出会うために何度も同じ山に登り。

片道3時間半の山道を超えて秘境じみたところに行ってみてもカモシカには出会えなかった。(ニホンザルはいた)

 

 

カモシカ銅像が設置してあるカモシカガチ勢の山奥に行っても出会えない。

f:id:mono_tone_reversi:20171201221129j:plain

 

静岡県にある寸又峡という場所で、近くに温泉や吊り橋などもあり、カモシカ目当てでなくとも自然に癒されたい人にはおすすめのスポット。

f:id:mono_tone_reversi:20171201221631j:plain

車で行く場合は長い山道を越えて行く必要があるのが玉に瑕。

近くの駅からバスも出ているようなので、山道が苦手な方は是非そちらを。

途中で顔のついたSLにも乗れるみたいですよ。

これは往年のトー〇スファン歓喜

 

みんなも一緒にカモシカを探そう。

 

Writing by 黒

毎日クラシックを聴いています。

ぼくはソフトウェア会社の営業マン


毎日300kmぐらいは車を運転しており、車内で聴く音楽を探す日々
当初はラジオで我慢していたのだがFMトランスミッターという稀代の機器を購入してからは
毎日が楽しい。ウォークマンからBluetoothで飛ばしているのだが音質はかなり良く安かったので買ってよかったと思う。

聞く音楽は運命やら新世界やら銀河英雄伝説の影響大だが、癒される。
近頃は年末に近づいてきたので第九もいいなぁと思い車内で聞いている。
一番は実際にオーケストラ見に行くことだけどね。

12月中旬には名フィルの演奏行くつもりなので楽しみ。12月はどの楽団も第九やるとこ多いと思うので是非とも行ってほしい。
音源で聴くよりも壮大で迫力がある。ちなみに私が一番最初にオケ鑑賞行った曲はチャイコフスキー1812年だ(感動のあまり泣いたのは内緒)

 

Writing by 白

缶詰のミカンが綺麗な理由【皮は溶かされていた⁉】

 

誰もが一度は食べたことがあるであろうミカンの缶詰。

普段剥くのが億劫な皮は綺麗に剥がされており、甘いシロップに浸かっているあの味が好きな人も多いのではないだろうか。

しかし疑問なのは、あの皮は、どうやってあそこまで綺麗に剥かれているのかということだ。

パートのお姉さま方が一つ一つ丁寧に剥いているのだろうか?
いや、そんなことをしていては時間がいくらあっても足りない。
なにより人件費がかかり過ぎてしまう。

では、機械ではどうだろうか
一つ一つ形の違うミカンの皮を身を傷つけないように剥き、細かい薄皮すら欠片も残さず剥がしていく高性能な機械。
不可能だ。
そもそもそんな超スペックな機械を使用していては、あんなお手頃な値段でミカンの缶詰は市場に出ることはないだろう。

では一体どうやってあそこまで綺麗に皮の剥かれたミカンを量産しているのだろうか。
その疑問について、これから3段階に分けて説明していこうと思う。

 

 

1段階目 外側の皮を剥く

サイズ別に分けられて工場に送られてきたミカンはまず、蒸気を当てることで外側の皮をふやけさせている。
そうすることで柔らかくなった皮を、まずは機械を使って大まかに剥がしていく。
しかし、所詮は機械、柔らかくなった外側の皮とはいえ、完全に剥くことは難しい。
そのため、若干残ってしまう皮は、人の手を使い丁寧に剥いていく。f:id:mono_tone_reversi:20171130140635p:plain

2段階目 ミカンを一つ一つに分解

2段階目では外側の皮が剥かれたミカンを一つ一つの房に分解していく。
しかし、これを人の手を使ってやると莫大な時間がかかってしまう。
そのため、これも機械を使って行うことになる。
蒸気を当てられ外側の皮が剥かれたミカンは分解しやすい状態となっているため、それを水の勢いを使って押し出し、円錐を逆さにしたような形で張られたゴムの糸を通すことにより、ミカンの房を一つ一つに分解しているのだ。f:id:mono_tone_reversi:20171130140906p:plain

3段階目 薄皮を溶かす

かなり完成品に近づいてきたミカンだが、まだ最大の難関が残っている。
そう、ミカンの表面についているミカンの薄皮だ。
こればかりは、機械で綺麗に取ることもできず、人力で剥くにしても時間がかかり過ぎてしまう。
ここでついに化学の出番である。
実は、ミカンの薄皮は、化学薬品を使って溶かされているのだ。
使われているのは塩酸と水酸化ナトリウム水溶液である。
始めに塩酸を使ってミカンを洗い、次に水酸化ナトリウム水溶液を使って洗うことで、ミカンの薄皮だけが魔法のように綺麗に剥がれてしまう。
もちろん、そのまま出荷することはできないため、水を使い、薬品は綺麗に洗い落とされる。
最後に缶に入れ、甘いシロップに浸けたら出来上がりだ。f:id:mono_tone_reversi:20171130141154p:plain

 まとめ

このように、最初は機械や人の手を使い、最終的には薬品で洗うことでミカンの薄皮は綺麗に剥がすことができる。
ここで疑問なのは、そんな薬品を使って体に影響は無いのかということだ。


結論から言えば、体に影響が出ることはありえないだろう。

薬品とは言っても、薄皮だけを溶かすために非常に薄い濃度に調整されたものであり、
使用した後には水を使って丁寧に薬品を洗い流している。
化学薬品の名前だけを聞いて警戒を覚えてしまう人もいるだろうが、そもそも人間の胃から分泌されているのが塩酸であり、水酸化ナトリウムも、固形石鹸の製造に使われたりと、どちらも身近に存在しているものなのだ。
もちろん、どちらの薬品も扱いを間違えれば危険なものであることに変わりはない。

しかし、さきほど説明した通り、ミカンの薄皮を溶かすのに用いられているのは調整された非常に薄い濃度のものである。(胃液の方がずっと濃度が濃い)
その上で時間をかけて水で綺麗に洗い流しているのだから、人体への影響は無いと断言してしまっていいだろう。


このようにして、食べ物の製造などには、時に驚くような手法が使われている事も少なくない。けれど忘れないで欲しいのは、市場に出ている商品というのは、国が指定した安全の基準をきちんとクリアしているということだ。
やり方に驚いた人もいるだろうが、これらはきちんと安全性が保障されているやり方なのである。


これからも安心して、ミカンの缶詰を楽しもう!!

 

Writing by 黒

【休日の数が6倍違う⁉】 拘束時間から見た研究室の選び方

f:id:mono_tone_reversi:20171128203102j:plain

 

6倍はいくら何でも盛り過ぎだろう。
このタイトルを見てそう思った人は多いのではないだろうか。
しかしこれは体験に基づくれっきとした事実なのだ。
そして実際には6倍どころではない差がつくこともある。

それについて、実例を挙げて具体的に紹介していこうと思う。


筆者は化学系の学科で学んでいたのだが、
有機合成を扱っている研究室では、多いところで月曜から土曜まで、朝10時には集合して夜まで研究を行うという研究室があるかと思えば、

逆に環境分析を扱っている研究室では、最初の半年は週に一度集まって、数時間の勉強会をして終わりという研究室もあった。

休日数で言えば6倍、拘束時間で言えば10倍以上の差が生まれている。

これだけの違いがあるにもかかわらず、どちらも同じ単位しか得られないというのだから不平等極まりない。

ではここからは、そういった研究室の拘束時間の差をどうやって見極めていくのかについて、大まかに3つの観点から考えていこうと思う。

 

 


1、説明会で情報収集


これは基本なのではないだろうか。
どの大学でも研究室選びの前には研究室ごとの説明会、見学会が開かれることが多い。
研究室選びで失敗したくないならまず間違いなく行くべきである。
良識のある教授であれば、事前に研究室の拘束時間が長いことについての説明が入ることもある。
仮に説明がなかったとしても、見学に行くことでその研究室に所属している人が誰かわかるため、どうしても気になる場合は後で教授ではなく所属している先輩に聞きに行くのも良いかもしれない。
なんにせよ、拘束時間だけでなく研究室の雰囲気も掴めるため、行って損をすることは無いといえる。

問題は所用があり、説明会や見学会に参加できなかった場合だ。
説明会は研究室ごとに開かれるため、行きたい研究室の説明会の時間が被ってしまうこともある。

そんな人達はぜひ、2、3の項目を見て拘束時間の差を見極めてほしい。

 


2、院生の数で見極めよう

 

院生とは、言わずもがな大学院生のことである。
結論から言うと、院生が多い = 研究に力を入れている研究室 = 研究の時間が長い と考えてもらって間違いないだろう。
院生には修士課程と博士課程があるが、その中でも博士課程の人間が多い研究室は研究の時間が長くとられていると思って間違いない。
学士、修士と違い、博士課程では、最終的にいくつかの論文を仕上げ、発表して認められなければ卒業することができない。
そのためには必然的に研究に力を入れている研究室に所属することになる。
研究室の違いは、研究内容の違いでしかない、と考えている人もいるかもしれない
しかし実際は、予算、人脈、設備、これまでの功績など、同じ大学の研究室でも信じられないほどに差が存在する。
予算や設備に余裕のない研究室では、多くの院生を抱える余裕もない所もある。
逆に言えば、多くの院生を抱えている研究室は、それだけ多くの予算、設備を持っており、研究に力を入れているということだ。

 

 

3、過去の授業時間から考察しよう

 

感覚として言えば、これが一番実感しやすいかもしれない
単純な話で、一つの実験にかかる時間が長いということは、それだけ研究の拘束時間が長いということだ。
研究というのは基本的にはトライ&エラーであり、同じような実験を条件を変えて何度も行うことも多い。
学生時代に行っているであろう実験の実習内容から、拘束時間を考えてみよう。

化学を例にすると、
分析化学の実習は比較的スムーズに進むことが多く、実験も授業時間の終了よりも早く終えることが多かった。
逆に有機化学の実習では、授業の時間が延長することもままあり、一つの実験を終えるのに工程をいくつかに分け、数回にわたって実習を行うこともあった。

このようにして、過去の経験から、実習の際の内容と、かかった時間とをそれぞれ比較し、研究にかかる時間を見極めよう。

 

 

まとめ

 

ここまで、大まかに3つに分けて研究室の拘束時間の見極め方について説明してきた。
しかし、拘束時間の長い研究室が悪いかと言えば、決してそうではない。
理系の大学を出た後、研究職に就く人間は多くない。まったく関係のない職種に就く人もいるだろう。
そういった人達にとっては、卒業研究というのは、研究というものに本格的にかかわる最後のチャンスでもある。

筆者は、どちらかといえば拘束時間の長い研究室に所属していたが、

そのおかげか、当時最先端ともいえる研究に一端として関わることが出来た。
これは、今でも人と話す際のネタになるような貴重な経験であり、当時は自由が少なく辛いと思ったこともあったが、今では、とても良い経験ができたと考えられるようになった。


社会に出る前の最後の時間として自由を謳歌するか

研究を行う最後のチャンスとして実験に力を注ぐか


どちらにせよ後悔の無い選択ができるよう、上述の内容が役に立つことを願っている。

 

Writing by 黒

週末のワイン

皆様はワインを飲まれますでしょうか?

平日はアルコールを摂取しませんが、週末にはワインを飲む癖がついております。
といっても何万円もする高価な物ではなく、1000円から3000円の物です。


f:id:mono_tone_reversi:20171125224825j:plain
今週はドイツの白ワインでした。コンビニに売ってあったものなので比較的に安価ですが。時折美味しいものを発掘できます。
私はいつもワインは赤で、チリかスペインしか飲みません。王道のフランスワインは正直辛口ばかりで飲みにくく、好きはでないからです。

今回のドイツワインは甘口で、アルコール度数も低く これほんとにワインなのか、チューハイの間違いだろと思うほど甘かったです。
ワインのメリットとしては、カロリーが少なく、悪酔いしないのが挙げられると思います。
また、ワインは肉料理には必須と言ってもいい存在だと思います。ビールなんて邪道の代物を飲むのは理解できません(飲んだらリバース確定)

皆様も是非お食事のお供にワインを添えてみてはいかがでしょうか?


Writing by 白