モノトーンレトリック

社畜と言われました

ぼくはソフトウェア会社の営業マン

つい先日も金曜日だというのに21時くらいまでお仕事お仕事。 「ははっ今日はちょっと遅くなったな(笑)」と思いつつナビで自宅を指すと23時到着の文字。

まあ土曜日休みだしいいか、、と思いつつも2時間ほどの運転はきつい、暇すぎるというぼくの思い。

どうせ暇してるやろ…と友人のM君にイタ電、反応がなかったと思いきやチャットで返ってきた。「今k君と飲んでるwwww」ええなあ、楽しそうやなあ、ぼくは労働なうやぞと伝えるのを我慢し

「いやあ、暇だったからさ通話かけただけだよ、すまんかったね」

「今ねI君とYちゃんもいるよー」

話を聞いてみると大学時代のサークルメンバーで集まってるらしい。

「ええなあ、夜23時頃家着くよーうらやま」と羨望の眼差しを向けると彼から無慈悲な言葉が投げかけられた。

「金曜定時退社じゃないんだ
社畜乙(笑)」by k君

ほあ? こんな声が思わず出た。おいおい世の中の会社はみんな金曜日定時退社なのかいと

1万歩譲っても社畜乙はないだろう

 

確かにぼくは定時で帰ったことほとんどないし、帰れても2時間くらいは家までかか。

あと残業代も出ない。 

ぼくはね無償の奉仕をしてるの、わかるかな?  もしかしたら来月の売上になるかもしれない‼ そういう願いの元で毎日働いてるの

 

なお弊社ではつい先日も同期が退職した。また、直属の上司も転職を口ずさんでいる。絶望的な環境が私のやる気を削いでくるが惰性と気力で生きていきたいと思う。 

 

筆者 白